兄、仙台へ。

物資の輸送などが、少しづつではあっても流れ出した昨今ですが、
18日現在、仙台の叔父たちの家では、電気、水道は復活したものの、
ガスはまだ復活していない状況なんだそう。

そんな中、ようやく仙台行きのめどが立ったこともあり、兄が、一家を代表し、
実家の状況把握および親戚一同への若干の物資搬送のために、出立します。

叔父が送ってくれた実家の写真は、ごく一部を、たった一枚だけ撮ったものでした。
せっかく行ったのだから、もう少し写真があるはずなのに・・・と思っていたら。
あまりにもすごくて、一度に見たらショックかも知れないと、一枚だけだったようです。

一体、どんなことになっているのか。留守を見てくれていた隣近所へのあいさつとか
防犯的な確認とか、さらには、親戚一同へのちょっとした物資供給などの使命を帯びての、
怒涛の帰郷です。山形から、陸路で、仙台へ。
ガスが通ってないということで、携帯用ガスコンロと、BBQセットの登場。

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被災地便に限って、JALが簡易ガスコンロ用のボンベの持ち込みを許可しているそう。
叔父、まだお風呂にも入っていないらしいので、せめて暖かい食事で一息
ついてくれるといいのだけれど。

交通網の混乱はまだあるとはいえ、東京は、だいぶ落ち着いてきたよう。
被災者家族のはしくれだから言わせてもらってもいいと思うのだけれど、
過剰に自粛することなく、普通に働いて生活して、日本の流通・経済を
盛り上げていくこともまた、大事な支援のひとつだと思う。

こういうときって、正しいことと、良いことが錯綜するもの。
似ているようでいて、まったく違うこのふたつは、いつも私の判断基準になっている。
良いことではなくて、正しいことをしよう。
賢人ブログの中に、”お詫び”というのを見つけた。
経緯を見てなかったので、間違っていたら大変申し訳ないけれど。
私も、早く”この美容液がめちゃ上がる!”みたいなことを書けるようになりたい
と思っている。
上がる美容液を見つけたコーフンと、そんなことを言っていられる
平和な幸せがかみしめられるはずだから。


この震災は、日本中が支えていかなくては立ち直れないものだと思うし、
みんながそういう気持ちになっていると信じているけれど。
それでも、どんな時でも、みんなが同じ方向に向きすぎるのは、危険なこともある。
ふと投げかけられた客観的な視点が、何かを正気に戻してくれたり、
自分の意見を客観的に見させてくれたり、そんな風穴を開けてくれるものだから。

偽善でも自己満足でも、それが誰かの助けになるのなら、
まったくそれでいいとも思っている。
けれど、それが偽善か自己満足かは、ちゃんと自分で知っておきたいな、と。

こんなに悲しい黙とうを、見たことがなかった。
もう二度と見たくはないと思った。


兄貴、しっかり家を見てきてね。
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小野綾子 ブログ


by ryoko-ono